スピーカー部として、かんすぴを利用することが決まったので、それと組み合わせるオーディオ部その他は、以下の仕様としてみました。

  • オーディオアンプ部は、出力1~2W程度
  • バッテリーで動作すること
  • ライン入力で、かつVRによる音量調節が出来ること
  • 入力は、ヘッドフォン出力でも駆動可能なこと
  • ipodが充電状態で使用できるように、USBポート(電源供給機能のみ)があること

当初、ラジオ部もICを利用して組み込もうかと思っていたのですが、ipod等の音楽プレーヤーにはラジオが付いていて、音楽も聞けるので、これらを接続できるように汎用のライン入力+USBの電源ポートにしてみました。
あと、当方はカセットテープの再生機能とFMラジオが一体になった、松下電器:パナソニックのFM-Co Deckを所有しており、大変古い製品なのですが今でも正常に動作しています。これをつないでレトロなカセットサウンドを楽しみたいという目論みもあるので、汎用のライン入力にしました。

アンプ部は、最近、小型で5V以下の低電圧でも動作可能なICが色々出ており、その中からHT82V739というのを選んでみました。
もっと小型の物だと、D級アンプのデバイスも出ているのですが、消費電力が大きく、今回は電池駆動なので出来るだけ消費電力が小さいHT82V739にしました。
いつも利用している、自作派の味方~秋月電子からDIPサイズに基盤化したものが出ているので、それを使用しました。
8Ω負荷で、電源5Vの場合、出力は1.2Wです。試しに鳴らしてみましたが、ホームラジオ的に聞くにはもう充分なパワーでした。

電源は、eneloopを4本使い、ほぼ5Vの出力を得ています。普通のアルカリ電池だと、4本で6Vを越えてしまうので、eneloop専用にしました。
タカチから、単三4本の電池ボックスが付いたプラスチックケース(LM型電池ボックス付ケース)が出ており、ちょうどかんすぴの裏側の大きさにぴったりフィットするので、それを使用しました。

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かんすぴの裏面に付けたアンプ部
(タカチLM型ケースを使用)

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バッテリーはeneloop単3x4

かんすぴのスピーカーターミナルは外して、ケーブルを直接基盤に半田付けしました。タカチのケースは、タッピングビスでかんすぴに固定しています。 このケースはプリント基盤をねじで固定できるようになっており、パネルも取り外し可能で、非常に良くできています。
今回はケーブルの出し入れが多いので、パネルを付けずに使用しました。
3.5mmフォーンジャックとUSBコネクターは、秋月電子からDIPサイズに基盤化したものが出ているので、それを利用して基盤に直接固定しました。秋月電子は、自作派のつぼをついた本当に気の利いた製品をたくさん出してくれています。

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アンプ部の基板
秋月のDIP化基板を多用

音量調整VRと電源スイッチは、前面に設け、ケーブルで裏面のアンプ基板に接続します。

(続く。。。)

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一つ前のポストで、当方が魅力的と思うホームラジオを紹介しました。 それらの持っている特徴的な要素をサマリーすると、

  • そこそこ口径のあるフルレンジスピーカーを使用
  • 低音域が出ること。そのためにボックス構造や、バスレフポートを設けるなどの工夫をしていること
  • ラジオなので基本的にはモノラルで良い
  • 音声出力は、1〜2Wもあれば充分
  • 作りや材質にこだわった、木製キャビネットを使用している。魅力的なデザインを持っている

等々が挙げられます。 Tivoli model oneがこれらの要素を持った理想に近い製品なのですが、高価なため、なんとか自作でできないかと考えていました。

ある時、フォステックス社から、「かんすぴ」というオーディオ自作愛好家向けのスピーカーキットが発売されているのを目にしました。フォステックスは、昔から自作派向けのスピーカーユニットを作っている、非常にユニークな会社です。この「かんすぴ」は、簡単スピーカーの略だと思いますが、3つのサイズの木製キャビネットと、それに適合するフルレンジスピーカーのユニットが発売されていて、ユニットを取り付けるだけで完成するというコンセプトの製品です。

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木製キャビネットは、材質はさすがに無垢材ではないのですが、音響的には特性の良いパーティクルボードが使用され、木目のシートで処理されてきれいに仕上げられています。
前面にバスレフポートが設けられており、キャビネットにマッチするフルレンジユニットと合わせて音響設計がなされています。
これだけきちんと作られているのに、価格が驚くほど安く、一番小型の6.5cmのユニットを使うモデルの場合、箱が¥1500、ユニットが¥1300(各1台)となっています。
http://www.fostex.jp/kanspi/

早速購入して、組み立て、適当なアンプをつないで再生してみました。(6.5cmユニットの一番小型のもの)
普通のHiFiスピーカと遜色なく、フルレンジらしい素直な鳴りで、口径の小さいユニットなのに前面バスレフポートの効果か、低音もそこそこ出てきます。 この箱を生かしてホームラジオを作ったら、きっと良いものが出来るという確信を得ました。
大きさもホームラジオにぴったりです。 早速アンプ等の部品の選択に入りました。
(続く。。。)

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ラジオには独特の音世界があると思います。決してHiFiな音では無いのですが、ラジオから流れる音楽や、特にアナウンサーやDjの人の声にはなんともいえない魅力があると感じます。以前、歌謡曲やポピュラー音楽のミックスダウンをする際、ラジオから流れてきたときの心地よさを考慮して、音決めを行っているという話を聞いたことがあります。今もそうなのかはわかりませんが、ヒット曲はラジオからという図式が以前は確かにあったのでしょう。

当方がラジオの音の心地よさを始めて実感したのが、ソニーのICF-5800、通称スカイセンサー5800という機種を入手した時で、当時たしか高校生でした。 この機種はいわゆるBCLラジオという短波放送を聞く点に特化したモデルです。ただ、BCLをするために買ったわけではなく、受験のラジオ講座を聞く目的だったと思います。その当時はこのモデルはもう旬を過ぎており、中古でかなり安く入手した記憶があります。SONYラジオの黄金時代に作られただけあって作りが非常に良く、受信性能もピカ一なのですが、非常に音が良くて、落ち着いた高音域にラジオにしては豊かな低音域を伴って、なんとも心地よいサウンドを奏でます。特にこれで聞くNHKのニュースのアナウンサーの声は絶品です。最近の新しいSONYのラジオも何台か購入しているのですが、いずれもこの機種を超えることはありませんでした。

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あと、もう製造中止になってしまったのですが、ICF-9740という所謂「ホームラジオ」といったカテゴリーの製品がありました。

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http://nice.kaze.com/icf-9740.html

丁寧に作られた木製キャビネットに、やや大きめのスピーカを入れており、これが心地よいサウンドを作り出していると思われます。

SONY以外で、非常に評価が高いのが、Tivoli audio Model oneです。

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http://www.assiston.co.jp/1126

上記リンクのページには、この機種の魅力が非常に良く書かれているのですが、特に『 この「 Model One」の15年の評価として、「FMやAM放送のアナウンサーの声が聴き取りやすい」「小さなスピーカーがひとつしかないのに、とても臨場感のある音がする」と世界中の人々から評価され~』 という部分は注目です。

Model oneは非常に作りの良い木製キャビネットに、7.6cm径のフルレンジスピーカーがマウントされています。内部は空間を設けたスピーカーBOX構造になっており、バスレフポートが下部に設けられています。これが豊かな低音を生み出す要因になっています。
非常に魅力的な機種なのですが、ちょっといい値段なので簡単には手が出せません。デモ機の置いてある店頭で聴いてみたのですが、まさしく理想的なホームラジオの音を奏でていました。

デザインの側面から、当方が最も魅力的と思うホームラジオは、BraunのSK2です。

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Braunはあのひげ剃りで有名なドイツの会社です。
このラジオをデザインしたディーター・ラムスは、インダストリアルデザイン界では伝説的な人物で、Braun社から数々の歴史に残る名作を生み出しています。アップルもラムスのデザインに大きく影響を受けていると言われています。
このSK2は、なんと1955年に発売されたのですが、今見ても全く古さを感じさせることなく非常に魅力的です。 中身は真空管のラジオなのですが、もしこのデザインで最新のデバイスを使ったラジオが実装されて、今発売されたならすぐに購入したい!と思うほど。
他にもラムスがデザインしたラジオやオーディオがありますが、どれも魅力的で、ちょっと高かったのですが、ラムスのデザインした製品の写真が網羅された書籍も購入してしまいました。

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Less and More: The Design Ethos of Dieter Rams


ブラウン社はオーディオ機器からは撤退しているのですが、時計は現役で多数発売されています。以前、最新の電波時計にラジオが付いた、BNC010というモデルが発売され、ついにブラウンデザインのラジオが復刻された!と興奮して購入しました。デザインはいかにもブラウンというもので、とても良いのですが、ラジオの音質が耐え難いほど悪く、本当に落胆しました。

ということで、現在市販されているホームラジオで、理想に近いのはTivoliのModel oneですが、いかんせん価格が高いため入手にはいたっておりません。
(続く。。。)

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昨年ワイドFM放送が始まったことや、災害時の情報源としての有効性から、ラジオが再び評価され、注目されている気運を感じています。当方は、少年時代にアマチュア無線をやっていたのですが、免許を取る前はラジオの自作から電波の世界に入りました。それで怪しい海外の短波放送や、遠距離の放送局の深夜放送を、夜な夜な聞いていました。

その後中学〜高校では音楽に目覚めたのですが、お金がないのでFMラジオは貴重な音楽情報源でした。FMチューナーからカセットテープに録音する、いわゆるエアチェックを行い、それを通して非常に多くの音楽に触れる事が出来ました。
そういえば、「FMレコパル」というエアチェックの専門雑誌が出ていて、ちょうどそのころ(70年台~80年代初頭)が全盛期だったと思います。もちろんインターネットなど無い時代なので、その手のFM雑誌は「いつ、どんな放送があるのか」を事前に知るための唯一の情報源でした。

古楽に興味を持つようになり、よく聞いたのはNHK FM~朝のバロック音楽という番組でした。たしか朝6時からだったので、タイマー録音もやっていた記憶があります。(時間設定がアナログで精度が悪かったが)
この番組は、結構リュートも取り上げられていて、古くはゲルビッヒ、ドンボア、シェファーから次の世代の当時の最新の奏者も紹介されていました。(皆川達夫氏がパーソナリティーの時は佐藤豊彦氏が独占的?にかなりかかっていましたが、服部幸三氏の時はいろんな人が満遍なく取り上げられていた記憶があります)

そういったこともあり、当方にとってラジオはとても親しみを覚えるメディアですし、受信機としてのラジオへの興味も依然として高く、新製品がリリースされると実物をチェックしたり、ついつい衝動買いして家はラジオだらけになってしまいました。
ヽ(^o^)丿

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コーヒーは、普段はハンドドリップで淹れているのですが、朝など急いでいるときは面倒なので、コーヒーメーカーを購入しました。

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選んだのはメリタのアロマボーイという機種です。ものすごく小振りで小型のカップ2杯分しか淹れられませんが、そのレトロなデザインとカーラーリングに惹かれて購入しました。
グラスポットにドリッパーが乗っているのですが、こちらは普通の一つ穴のメリターのものと同じタイプで、電源スイッチのみというシンプルな構成です。
非常に簡単に使えて、意外とおいしく淹れられるので、最近はもっぱらこちらを使っており、ハンドドリップはたまにしかやらなくなってしまいました。

それでこの大きさならガラスポットを使用せずに、直接カップにドリップできるのではないかと思い、色々試してみました。
保温用のプレートが熱くなり、そこに直接カップを置くのは嫌なので、薄いコースターをその上に置きました。丸くて大きさがぴったりの物を、たまたま新宿ルミネの「アタッシェ ドゥ イデー」という店で見つけました。(カピス貝のコースター)薄いですが、裏にコルクが張ってあるので、熱も問題ありませんでした。

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同じメリタの1×1タイプのドリッパーを使用した例です。こちらが高さが最も低く、高さ7cmくらいまでのカップが使用できます。

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メリタのアロマタイプはもう少し高さが高くなります。高さ6.5cmのカップを使用しています。
(カップはスカンジナビア

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メリタの陶器型のドリッパーも使用できます。いろんなドリッパーを変えて遊べます〜

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だんだん無精になってきて、簡単ドリップのコーヒもこれで淹れています。こちらはさらに高さが低いので、イッタラ・ティーマのマグカップ(高さ8cm)にも対応できます。水の量は、目盛りで1.8ぐらいがベストです。
カップの上に乗せるタイプ(写真はマキシムのちょっと贅沢な珈琲店)が、うまくぴったりとフィットします。

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日本リュート協会・会員コンサート live演奏

当方が理事をやっている、日本リュート協会では、年に2回、会員コンサートを行っています。
音響の良い、初台の「近江楽堂」を主に演奏会場に使用しています。
過去にそこで行った演奏のライブ収録になります。

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John Dowland “ La Mia Barbara” Lute : Mitsuru Ayatani

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William Byrd (Cutting)”Pavana Bray” 9 course Lute : Mitsuru Ayatani

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Gregory Huwet “Fantasie” 9 course Lute : Mitsuru Ayatani

フランスバロック音楽の愉しみ〜古楽器による室内楽の夕べ
コンサートのご案内

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17世後半から18世紀初めにかけてのフランスでは、太陽王ルイ14世の統治下、宮廷や貴族の専属音楽家たちが活躍していました。
王侯貴族の寵愛を受けた作曲家たちの優雅で洗練された音楽を、当時使用されていた楽器による演奏でお届けします。

2014年12月3日(水) 19:00開演 18:30開場

小金井市民交流センター小ホール

JR 中央線武蔵小金井駅前(南口徒歩約1分) / 小田急バス、関東バス、
西武バス、京王バス「武蔵小金井駅」下車徒歩約1分
※ 駐車場はございませんので、近隣の有料駐車場をご利用ください。

フラウト・トラヴェルソ/リコーダー:国枝俊太郎
リュート:佐藤亜紀子
ヴィオラ・ダ・ガンバ:矢口麻衣子

プログラム

  • J. オトテール:フルートと通奏低音のための組曲ニ長調Op.2-1、ホ短調Op.2-4
    「プレリュードの技法」Op. 7 よりプレリュードト短調
  • A. ドルネル: フルートと通奏低音のための組曲ロ短調Op. 2 -2
  • M. マレ: ヴィオル曲集第1巻組曲ニ短調より
  • C. ムートン: リュート組曲ハ短調より

入場料:2,500円 (全席自由)
お問い合わせ、チケット予約:矢口 m1aytn@pc.email.ne.jp

フランス・バロック音楽の雅
コンサートのご案内

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太陽王ルイ14世(1638-1715)の時代、音楽は絶対君主に奉仕し王の栄光をたたえるためのものでした。大掛かりな音楽スペクタクルが繰り広げられる一方、王の居室では選り抜きの音楽家たちによる小規模なアンサンブルも演奏されました。フルートやオーボエのような管楽器もより繊細な表現が可能になるように改良され、アンサンブルで他の楽器と一緒に演奏されるようになりました。そしてルイ15世(在位1715-1774)の頃になると、音楽はより優美で繊細なロココ様式へと移り変わっていきます。フランス・バロック音楽の世界をお楽しみください。

2013年03月17日(日)  14:00開演 13:30開場
鶴見区民文化センター  サルビアホール(3F音楽ホール)(地図)

フラウト・トラヴェルソ/リコーダー:国枝俊太郎
バロック・オーボエ:大山有里子
ヴィオラ・ダ・ガンバ:矢口麻衣子
チェンバロ:岡田龍之介

プログラム

  • J. オットテール:トリオ・ソナタホ短調 Op. 3-4、トリオ・ソナタ ト長調 Op. 3-6、組曲 ト長調 Op.2-2
  • L=N. クレランボー:ソナタ ト長調「フェリシテ」
  • G. ル・ルー:組曲 ニ長調
  • M. マレ:組曲ト長調より(ヴィオール曲集第3巻)
  • A. D. フィリドール:リコーダーソナタ ニ短調
  • F. クープラン:クラヴサン曲集より


入場料:前売り券:3,000円、当日券:3,500円
お問い合わせ、チケット予約:
クラングレーデ コンサート事務局:concert@zav.att.ne.jp
電話、Fax:045-982-3201

イギリスのリュート製作家、Stephen Barber & Sandi Harrisに注文していた、13コース・バロックリュートが完成して、我が家に到着しました。

モデルは、 Johannes Jauck, 1734で、いわゆるジャーマン・テオルボと言われる、リュート族の中でも最も後期に作られたもののコピーです。

ロゼッタはシングルです。シンプルでバランスも良いと思います。
弦のスペーシングは、Robert Bartoの楽器と同じだそうで、ちょっとうれしい。

特徴的なのは、上記写真の3段ペグボックスで、低音番外弦の弦長が段階的に長くなっていきます。
これによって、突然弦長が長くなってテンションのギャップが起こる違和感が無くなります。
指板にはアールが付けられていて、押さえやすいです。(これもBartoが、アールがある方が良いと言っていた)

バックはメイプル(楓)です。私はこういった明るい色合いの方が好みです。

Stephen Barber & Sandi Harrisさんの楽器を購入するのはこれが初めてです。
初めての人に注文するのはリスクがあるのですが、リュート協会の会員の方で、この製作家のルネッサンスリュートを持っている人がいて、弾かせてもらったら良かったので、購入してみました。
(いろんな製作家の楽器の音を聞いたり、触らせてもらったり、意見を聞いたりできるのが、リュート協会の良いとこです)
あと、最初に問い合わせた時、納期が短かったのも決めた理由ですが、結局1年と3ヶ月かかりました。まあこれでも早い方だと思いますが。
(別の製作家の9コースはもう6年になるけど…いまだ完成せず)
そして、今、円高なので、価格的にもメリットを感じたところもあります。

楽器を受け取って、まず、安心したのが、弦高(アクション)とペグがパーフェクトだった点です。
この2点は、ほぼ自分で調整できないので、ここに問題があると非常に苦労します。
ペグとペグボックスは出来が悪いと、いくら石けん、チョーク等を使ってもスムースに調弦できません。そうなるとストレスがたまる一方で結局弾かなくなってしまいます。

音、鳴りや、音色については好みもあるのですが、当方は非常に気に入りました。
爆発的に鳴るという感じではないのですが、高音から低音までバランス良く響きます。
特に高音のハイポジションで、官能的に響くポイントがきちんとあり、弾いてて非常に気持ちが良いです。
ただ、最初に張られていた弦が、PVF(カーボン)で、かつ非常にテンションが高く、速攻で普通のキルシュナーに交換しました。
あのPaul Thomsonの楽器も、送られてきた時はカーボン弦が張ってあったそうで、イギリス人はこういうのが好きなんでしょうか??
弦についてはいろいろトライが必要と思い、ナイルガットやその他を早速発注しました。

ケースは定番のキングハムですが、イギリスの楽器を入れるので、色を「ブリティッシュ・グリーン」にしてみました。
なかなか良い色だと思います。

あと、輸送の梱包はこんな感じでした。

夏の高温下での輸送を心配していましたが、どこにも故障無く、問題ありませんでした。

 

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コーノ(珈琲サイフォン社)のビンテージ・コーヒーミルを入手しました。

ピンを持ち上げて挽きの粗さを調整する独特の構造

 

正月休み気分が抜けず、仕事いやいやモードが充満し、こんな時の現実逃避行動として良くやるのが古本屋巡りです。週末前の金曜日夕刻に早々に会社を引き上げ、阿佐ヶ谷にあるお気に入りの古本屋「コンコ堂」に行きました。

コンコ堂に向かう通りに、リサイクルショップがあるのですが、なんとは無しに覗いてみたところ、このミルが目に入りました。最近のミルに無いデザインで、ちょっとレトロな感じなのですが、金属のメッキ部分はさび等全くなくピカピカです。裏をみたらなんと、コーノ製ではないですか! コーヒー器具のページで紹介していますが、当方はコーノの木製のミルを愛用しており、その性能は非常に高く、折り紙付きであります。

もうコーノではミルを作っていないので、たまにオークション等で中古で出品されているのですが、かなり高額(〜数万円)で取引されています。まあ高いだろうな〜と思って値札を見ると、なんと1500円! 興奮して即、購入しました。

当方が持っているコーノのミルは、刃の部分が鋳物製のものですが、こちらは下の写真のように星形の部品が組み合わされた独特の構造です。コーノのミルで定評のあるのはこのタイプのもので、非常に均一に豆を挽く事ができます。

星形の鋼板が組み合わされた刃の部分

粉を受ける引き出し部分は、プラスチック製です。残念ながら静電気が発生して粉が張り付いてしまいます。
何か金属製のトレー等を探して入れれば改善できると思われます。

粉を受ける引き出し部分

コンコ堂で入手した「京都カフェ案内」

コンコ堂では木村衣有子さんの「京都カフェ案内」を見つけました。以前紹介した沼田元気さんの喫茶店の本のように、装丁が非常にすばらしいです。
こちらも非常にきれいな状態で、500円という安価な価格で購入できました。
また京都に行きたくなりました。

ミルコレクションと京都:六曜社の包装紙

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