日本リュート協会では、秋の会員コンサートを開催いたします。

開催日:2021年11月20日(土)

開演時間:14:00 (開場13:30)

会場:近江楽堂東京オペラシティ内

入場無料
どなたでもお聞きいただけます。
今回も、新型コロナウイルス感染症対策を実施いたします。
ご来場のみなさまに、以下のご協力をお願いいたします。

=====================================
(1)受付にて、検温を実施いたします。発熱が確認された場合は入場をお断りします。
(2)受付にて、氏名・連絡先のご記入をお願いします。ご協力いただけない場合は入場をお断りします。
いただいた情報は、主催者が3週間保管し、その後廃棄します。必要に応じて保健所等の機関に提供する場合があります。
(3)受付にて、アルコールによる手指消毒をお願いいたします。ご協力いただけない場合は入場をお断りします。
(4)会場内では、マスク着用をお願いいたします。ご協力いただけない場合は、退場していただきます。
(5)ソーシャルディスタンスを確保するため、座布団を置いていない座席には、ご着席いただけません。ご協力いただけない場合は、退場していただきます。
(6)開演後、演奏が終わるごとにCO2濃度を測定し、CO2濃度が1000ppm程度を超えた場合は、5分間休憩して換気を実施いたします。
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出演者とプログラム

出演者 楽器 作曲者・曲目

宮里 安矢

福岡恵

ビウエラ

リコーダー

The Division Flute 他 

山岡明子

バロックリュート

・The Chancellour’s farewell 〜John Mclauchland  /   Beck
・Sugar candie 〜John red
・When she came in, she bobbed 〜John Mclauchland  /  Beck

(スコットランドのリュート音楽)

Cornelia

小嶋 茂

保坂 あゆみ

テオルボ

サックバット 
John Dowland
・Go Crystal Tears
・Come Heavy Sleep 

 

久野 美穂

 

久野 幹史

 

ルネサンスリュート John Dowland
・The King of Denmark, His Galliard
・Piper’s Pavan
・Captain Digorie Piper’s Galliard
・Lord Willoughby’s Welcome Home(デュエット) 

La voce del Seicento

竹内茂夫

長井和泉

 

 

テオルボ

ソプラノ

Giovanni Girolamo Kapsperger:
・O Sacrum Convivium (Libro Primo di Mottetti Passeggiati à una voce. Roma, 1612)
・Cantate Domino
・Canzone Prima (Libro Quarto d’intavolatura di chitarone. Roma, 1640)

Claudio Monteverdi:
・Salve Regina (Ghirlanda sacra, ed. by Leonardo Simonetti scielta da diversi eccellentissimi compositori de varii motetti à voce sola Libro Primo Opera Seconda.  Venetia, 1625)

米田 考

バロックリュート

David Kellner:

・Chaconne

松尾 英樹

テオルボ

Girolamo Kapsberger – Libro Quarto D´Itavolatura Di Chitarone (Roma 1640)
・Kapsberger
・Canario
・Bergamasca
・Passacaglia
・Toccata 8ta

吉田 充

バロックリュート

J. S. Bach
・Siciliana  B-dur   BWV1001
・Fuga     G-moll  BWV1000

阿矢谷 充

ルネサンスリュート

 Marco Dall’Aquila
・Ricercar #24

John Dowland
・Solus Cum Sola (P10)
・Pauana Douulant
(1622 Myliusの写本より)

会報 NO.37 発行

日本リュート協会は、会報NO.37(2021年9月号)を発行いたしました。

NewsLetter37ss

今号は、以下の記事が掲載されています。

・フランチェスコ・ダ・ミラノに挑む 2021 年 〜il divino challenge の舞台裏〜 <坂本 龍右>
バーゼル在住のリュート奏者・坂本龍右氏は現在、画期的なプロジェクト「フランチェスコ・ダ・ミラノによるリチェルカーレとファンタジア全曲の演奏動画の収録」を進めています。
「il divino:神がかり的」と呼ばれ、教皇レオ10世に仕えて当時の音楽家としては破格の評価と待遇を受けていたフランチェスコですが、残念ながら現代ではリュート業界と一部の古楽愛好家以外には、それほど知られていないというのが実態です。本記事は、そんなフランチェスコの音楽に深く切り込んでその素晴らしさを明らかにしてくれるこのプロジェクトの舞台裏について、坂本氏自身の言葉で詳しく解説しています。

・ダンスが踊れないと舞曲は弾けないのか?  赤塚健太郎『踊るバロック〜舞曲の様式と演奏をめぐって』を手がかりとして <永田 ⻫子>
リュート・ソロ曲の多くはパヴァーヌやガイヤルド、バロックの組曲などの「舞曲」からなりますが、これらを演奏する際に「踊りのテンポ」と「弾けるテンポ」 の狭間で悩むことが多々起こります。本記事では、リュート奏者の永田⻫子氏が、赤塚健太郎氏の著作『踊るバロック〜舞曲の様式と演奏をめぐって』を手がかりに、このジレンマに鋭く切り込みます。本記事を読めば、リュートの舞曲を演奏する際の大きな指針になること間違いなしです。

・カピローラの弦の張り方の「秘訣」 <渡辺 広孝>
カピローラ序文中の色々なトピックに詳細な解説を行う連載の第2弾は、「弦の張り方の秘訣」です。リュートのブリッジには構造的な欠陥があり、太いガット弦のバスを張ると、オクターブ弦との間に生じるハイポジションでの音程差が顕著になってきます。本記事ではカピローラ序文中に触れられているこの問題への対処方法(秘訣)を詳しく解説します。

・どんな調でも怖くない、手で覚える音階練習 (1) <蓮見 岳人>
「オクターブの中には2つの半音があり、ドレミファとソラシドは全くの相似形、だから12種類ある長音階を全て個別に練習する必要はない」という点に着目し、音楽理論の基礎と実践を、指遣いを覚えながら身につけていくコスパ満点の練習方法を、譜例付きで紹介します。

・LSA Online Lute Fest体験記 <小出 智子>
2年に一度、リュート界のレジェンドや新進気鋭の奏者を講師に招いて大規模に行われるアメリカリュート協会(LSA)の夏の講習会「Lute Fest」ですが、今年はコロナの影響で初のオンラインでの開催となりました。リュート奏者の小出智子氏が実際にこれに参加し、詳細にレポートします。オンライン開催とリアル開催それぞれのメリット・デメリットにも触れています。

・バロック・リュート低⾳弦の減衰・倍音特性(ガット弦とCD弦) <尾瀬 和雄>
前号の記事「バロック・リュート低音弦の減衰・倍音成分を実測する」の評価方法を用いて、バロックリュートでのガット弦とCD弦の特性の実測を行っています。バスライダー型とスワンネック型の比較データも掲載されています。

・第36回 春の会員コンサート報告
・新譜紹介
コロナの影響もあってか、数多くのリュートの新譜がリリースされています。全部で14枚の新譜の情報を紹介し、動画やデジタル配信サービスへのリンクも掲載しています。

・みんなが弾けるリュート曲 <小出 智子>
「最初から難しすぎるリュート曲に挫折する人を少しでも減らすために、ちょっとでも簡単で楽に弾ける曲を!」をコンセプトにオリジナル曲を掲載する連載の第2弾です。

・総会報告
・理事会からのお知らせ

日本リュート協会では、春の会員コンサートを開催いたします。

開催日:2021年4月17日(土)

開演時間:14:00 (開場 13:30)

会場:近江楽堂東京オペラシティ内

入場無料
どなたでもお聞きいただけます。
今回も、新型コロナウイルス感染症対策を実施いたします。
ご来場のみなさまに、以下のご協力をお願いいたします。

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(1)受付にて、検温を実施いたします。発熱が確認された場合は入場をお断りします。
(2)受付にて、氏名・連絡先のご記入をお願いします。ご協力いただけない場合は入場をお断りします。
いただいた情報は、主催者が3週間保管し、その後廃棄します。必要に応じて保健所等の機関に提供する場合があります。
(3)受付にて、アルコールによる手指消毒をお願いいたします。ご協力いただけない場合は入場をお断りします。
(4)会場内では、マスク着用をお願いいたします。ご協力いただけない場合は、退場していただきます。
(5)ソーシャルディスタンスを確保するため、座布団を置いていない座席には、ご着席いただけません。ご協力いただけない場合は、退場していただきます。
(6)開演後、演奏が終わるごとにCO2濃度を測定し、CO2濃度が1000ppm程度を超えた場合は、5分間休憩して換気を実施いたします。
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出演者とプログラム

出演者 楽器 作曲者・曲目

La voce del Seicento

竹内茂夫

長井和泉

 

 

テオルボ

ソプラノ

Giovanni Battista Riccio: Regina Cœli (Il Terzo Libro delle Divine Lodi Musicali. Venetia: 1620)

Bellerofonte Castaldi: Un bocconcino di fantasia (Capricci a due stromenti cioè tiorba e tiorbino e per sonar solo varie sorti di balli e fantasticarie. Modena, 1622)

Giovanni Girolamo Kapsperger: Preludio 8mo (Libro Quarto d’intavolatura di chitarone. Roma, 1640)

Giovanni Battista Riccio: Adoramus te Christe 

宮里 安矢

ルネサンス ギター

ビウエラ

Alonso Mudarra
・Fantasìa del Quarto tono
・Fantasìa que contrahaze la manera de Ludovico 

山岡明子

バロックリュート

 J.G.Weichenberger
・Chaconne

W.J.Lauffensteiner
・Courante

Cornelia

小嶋 茂

保坂 あゆみ

 

テオルボ

コルネット

G.Kapsberger
・Già risi del mio mal
・Capona
・Veni,sponsa Christi

阿矢谷 充

バロックリュート

J.S Bach
・BWV998 Prelude

David Kellner
・Campanella in D

S.L Weiss
・Prelude in D major
・Giga in D-major

松尾 英樹

テオルボ

1.  Prelude Primo / G. Kapsberger
2.  Suite A-mol / R. de Visee
1) Prelude
2) Gavotte
3) Sarabande
4) Courant
5) Chaconne

久野 美穂 ルネサンスリュート

Adrian Le Roy
・Passemeze
・Pavane – Gaillarde
・Branle de Bourgongne (huitième – tiers – second)

米田 考

バロックリュート

 David Kellner
・Phantasia C dur
・Phantasia A moll
・Phantasia D moll
・Phantasia F dur

会報 NO.36 発行

日本リュート協会は、会報NO.36(2021年2月号)を発行いたしました。

NewsLetter36ss

今号は、以下の記事が掲載されています。

・カピローラのフレットの「謎」 <渡辺 広孝>
前号に掲載した、カピローラ リュートブック序文の日本語訳から、興味深いトピックをピックアプして詳細な解説を加えていきます。
第1弾は、「カピローラのフレットの謎」です。
この序文の中で最も不思議な記述である、「”arpiza”(ハープのようになる)」の謎に迫ります。
これが弦の音に「さわり」を加えるための「ブレイピン」を装着したいわゆる「ゴシックハープ」のようなサウンドを指すものなのか?
ダブルフレットやトリプルフレットの実情はどうか? 
最近再現されたという「ブレイリュート」の正体とは?
これらの視点による解説に加えて、最後に現代の巨匠(オデット、ヤング)による見解も紹介しています。

・調弦さがし、ダウランドの巻 その3 <蓮見 岳人>
ドイツ在住のリュート奏者 蓮見 岳人氏による、ダウランドを演奏する際の調弦、特にフレッティングについての考察に関する3回連続の記事の最終回です。「7コースG調弦リュートにおける裏口純正三度付き、ピタゴラス調律」をチャート付きで解説し、I saw my Lady weep を題材とした誌上ワークショップの試み(カラー版の楽譜付き)を掲載しています。

・バロック・リュート低音弦の減衰・倍音成分を実測する <阿矢谷 充>
バロックリュートの低音弦に金属巻き弦を使用すると、その長いサスティーンを制御する「消音」テクニックが必要になります。このサスティーンを控えめにして量感のある低音を実現する弦としてローデット・ガット弦がありますが、安定性に難がありました。ローデット・ガット弦の音の質感と安定性の両立を目指したのが合成樹脂に金属粉を充填したAquilaのCD:ローデット・ナイルガット弦です。今回バロックリュートに張った金属巻き弦(Aquila D)とローデット・ナイルガット弦(Aquila CD/CDL)の減衰特性を実測して、データでその違いを明らかにし、さらにFFTで倍音特性を解析し音色の違いも目に見える形にしています。
またスワンネックとバスライダーの、異なるタイプのバロックリュートによる違いも測定し、その結果は非常に興味深いものになっています。

・みんなが弾けるリュート曲 <小出智子>
「最初から難しすぎるリュート曲に挫折する人を少しでも減らすために、ちょっとでも簡単で楽に弾ける曲を!」をコンセプトにオリジナル曲を掲載する連載がスタートしました。
ほっこりする作者のイラストも実に魅力的です。

・第35回 秋の会員コンサート報告
コロナの影響で春の会員コンサートが中止されましたが、今回は感染症対策を行い1年ぶりの開催にこぎつけました。記事では参加者によるコメントを掲載しています。

・新譜情報 <編集部>
昨年発売された新譜を中心に10枚の注目録音を紹介しています。
動画やFreeで聴ける音源のリンクも充実。

・理事会からのお知らせ

・添付楽譜 <米田 考>
    - Partita in F-Dur Johann Anton Logy (1650 – 1721)
ロジーはボヘミアの貴族で、その死を悼んでヴァイスがトンボーを捧げたことで知られていますが、その作品はあまり広く知られてはいません。また、信頼できるCritical Editionは存在せず、信頼度イマイチのモダン譜が刊⾏されているだけです。ここでは、ウィーン国立図書館所蔵のファクシミリから新たに起こしたタブラチュアを、原典の間違いと思われる箇所の画像とともに掲載しています。

バーゼル在住の坂本龍右氏によるフランチェスコ・ダ・ミラノの全曲演奏プロジェクトが始動いたしました。
このプロジェクトは、毎週火曜日と金曜日に、動画でフランチェスコ・ダ・ミラノのリチェルカーレとファンタジアを1曲ずつ公開するという野心的なものです。

再生リストのリンクは、以下の通りです。
https://youtube.com/playlist?list=PLIP56NmBKQ1eSFfYYmlYByQUmnqUPfqW-

 第一回の動画
Francesco da Milano: Recercar [Ness 1] [Il Divino Challenge #001]

日本リュート協会では、秋の会員コンサートを開催いたします。

開催日:2020年11月28日(土)

開演時間:14:00 (開場 13:30)

会場:近江楽堂東京オペラシティ内

入場無料
どなたでもお聞きいただけます。
今回のコンサートでは、新型コロナウイルス感染症対策を実施いたします。
ご来場のみなさまに、以下のご協力をお願いいたします。

=====================================
(1)受付にて、検温を実施いたします。発熱が確認された場合は入場をお断りします。
(2)受付にて、氏名・連絡先のご記入をお願いします。ご協力いただけない場合は入場をお断りします。
    いただいた情報は、主催者が3週間保管し、その後廃棄します。必要に応じて保健所等の機関に提供する場合があります。
(3)受付にて、アルコールによる手指消毒をお願いいたします。ご協力いただけない場合は入場をお断りします。
(4)会場内では、マスク着用をお願いいたします。ご協力いただけない場合は、退場していただきます。
(5)ソーシャルディスタンスを確保するため、座布団を置いていない座席には、ご着席いただけません。ご協力いただけない場合は、退場していただきます。
(6)開演後、演奏が終わるごとにCO2濃度を測定し、CO2濃度が1000ppm程度を超えた場合は、5分間休憩して換気を実施いたします。
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出演者とプログラム

出演者 楽器 作曲者・曲目

宮里 安矢

ビウエラ

 Luis de Narváez
・Fantasìa 10del  quarto  tono
・ Tres diferencias de Guárdame las vacas por otra parte

Cornelia

小嶋 茂

保坂 あゆみ

 

ルネサンスリュート

コルネット

1.In Darkness Let Me Dwell/J.Dowland

2.Ricercar #10/Francesco da Milano

3.Flow My Tears/J.Dowland

米田 考

バロックリュート

Johann Anton Logy, Partita in F

Ouverture/Allemande/Courrente
/Sarabande/Gavotte/Menuettte
/Bourre/Guige

松尾 英樹

テオルボ

G. Kapsberger:  Libro QVART 
D’INTAVOLATURA DI CHITARONEから
        1) Preludio
        2) Capona
        3) Kapsberger  
R. de Visee Suite A-mol から
        4) Prelude
        5) Allemande

La voce del Seicento

竹内茂夫

長井和泉

 


テオルボ

ソプラノ

Claudio Monteverdi:
Ego flos campi SV 301 (Seconda raccolta de’ sacri canti a una, due, tre, et quattro voci. Venetia 1624)

Giovanni Girolamo Kapsperger:
Toccata 8.ua (Libro Quarto d’intavolatura di chitarone. Roma, 1640)

Claudio Monteverdi:
Laudate Dominum in sanctis eius SV 287 (Selva morale e spirituale. Venetia, 1640)
久野 美穂 ルネサンスリュート

Josquin des Prés
- Mille regres
(anonymous)
- Fortuna dun gran tempo
(Francesco Spinacino)

John Dowland
- Resolucon
(Adew for Oliver Cromwell)
- Round battle galliard

阿矢谷 充 ルネサンスリュート
(6コース)
・Francesco Spinacino
   – Recercare / Malor Me Bat
・Vincenzo Capirola
   – Recercare Primo
・Francesco da Milano
   – Ricercar #4 / Fantasia #33

会報NO.35 発行

日本リュート協会は、会報NO.35(2020年9月号)を発行いたしました。

NewsLetter35

今号は、以下の記事が掲載されています。

・カピローラ リュートブックの序文の翻訳 <渡辺 広孝>
ピッチニーニ序文翻訳に続く、重要文献日本語翻訳企画・第2弾として、カピローラ リュートブック序文の日本語訳を掲載しました。
このカピローラの作品を弟子のヴィダルが写した手稿譜には、5ページ半に渡って序文が書かれており、当時のリュートの奏法や弦、楽器の調整方法などを知る上で非常に貴重な資料となっています。
またカピローラ リュートブックは、それが音楽に関心のない人手に渡っても失われることが無いように、楽譜に非常に美しい挿絵が描かれていることでも知られています。(会報表紙をご参照ください)しかもその作品の素晴らしさから、この初期ルネサンス時代のリュート音楽がいかに高いレベルであったかが良くわかるものとなっています。
今号ではまず翻訳文を掲載し、次号以降順次 序文の詳細解説、カピローラ人物像、5コース→6コース・リュート、プレクトラム→指頭奏法の変遷、イザベラ・デステとロレンツォ・ダ・パヴィア(楽器製作家)の往復書簡など 一層踏み込んだ話題について掲載していく予定です。

・調弦さがし、ダウランドの巻 その2 <蓮見 岳人>
ドイツ在住のリュート奏者 蓮見 岳人氏による、ダウランドが使用した調律に関する興味深いリサーチとその実践に関する解説の第2弾です。
今回は実際にリュート上でこの調律を実現するための具体的な手順と方法について解説しています。また話題はダウランドにとどまらず、ゲルレやミーントーン調律一般にも踏み込んで解説しています。なお次号以降でも調律に関する興味深いトピックが取り上げられる予定です。

・会員投稿企画
    あなたはコロナ緊急事態宣言の自粛期間中、どのように過ごしましたか?
・新譜紹介 <阿矢谷 充/米田 考>
    - Paul Beier “John Dowland ‒ What if a day”
    - ダウランドのリュートソング 最近の複数リリースより
近年ダウランドについては、非常に活発にレコーディングが行われており、ソロとリュートソングの新譜について紹介・解説しています。

・新刊紹介
    金澤正剛『ヨーロッパ音楽の歴史』 <永田 ⻫子>
当協会の会⻑である金澤正剛先生による待望の新刊『ヨーロッパ音楽の歴史』が刊行されました。
リュート奏者で金澤氏の教えを直接受けた、永田 ⻫子氏による充実の紹介記事です。

・ダウランドの番外弦使用状況マトリクス <米田 考>
ダウランドは、若い頃は 6 コースリュートを使用し、7コースを経て晩年は 9 コースを使用したと言われており、作曲した年代によって番外弦の使い方は様々です。本記事ではダウランド全作品(ポールトン全集による)の番外弦使用状況が、一目でわかるマトリクスにまとめられています。

・総会報告
・理事会からのお知らせ
・添付楽譜 <米田 考/佐藤 亜紀子>
    - Silvius Leopold Weiss,  Suite F-Dur(Manuscript Harrachより)
    - 《おうちにいようソング/新しい未来へ》 コマンドゼット

会報 NO.34 発行

日本リュート協会は、会報NO.34(2020年2月号)を発行いたしました。

NewsLetter34表紙

今号は、以下の記事が掲載されています。

・第一回 国際リュート高等教育カンファレンス レポート
<上田 朝子>
昨年ドイツで行われた、世界初の国際リュート高等教育カンファレンスの模様をハーグ留学中の上田朝子氏がレポートします。世界のトッププレーヤー(オデット、ベイルズ、ノース、リンドベルイなど)や製作家、学生などのリュート関係者が一同に会して熱い議論を繰り広げています。リュート関係者必見・必読です。

・調弦さがし、ダウランドの巻
<蓮見 岳人>
・蓮見岳人氏 オール・ダウランド リュートソロリサイタル レポート
<小出 智子>
ドイツ在住のリュート奏者 蓮見 岳人氏による、ダウランドが使用した調律に関する興味深いリサーチとその実践に関する解説です。
ダウランドはVarietie of Lute Lessonsの中で、自身が使用するリュートのフレッティングについて説明していますが、それはピタゴラス音律に近いもので、3度音程にしわ寄せが出ます。しかしながらダウランドはあえてその響きを作曲に利用したのではないかとの仮定のもと、ソロ作品、リュート歌曲、ガンバコンソートで検証を行いました。その結果は非常に興味深いものとなりました。
なお次号以降でより実践的な解説が加えられる予定で、非常に楽しみです。

・【公演報告】レクチャーコンサート「星空に響く音楽〜ガリレオ・ガリレイが聴いたリュート音楽〜」@千葉市科学館
<永田 ⻫子>
あのガリレオ・ガリレイの家系はリュートに深く関わりがあり、父親(ヴィンチェンツォ)は高名なリュート奏者・理論家で、弟(ミケランジェロ)も宮廷付きリュート奏者として活躍し優れた作品を残しています。本記事はリュート奏者 永田 ⻫子氏が千葉市科学館で行ったガリレイ家とリュートに関するレクチャーコンサートのレポートで、天文学者であるガリレオ自身も生涯にわたりリュートに高い関心を持ち、弾き続けていたかを解説しています。

・野入志津子氏リュート講習会報告
<⻄島 弘>
オランダ在住のリュート奏者 野入志津子氏によるマスタークラスのレポートです。レッスン内容が非常に良く整理され明快にレポートされており、リュート学習者に大いに役立つ内容となっています。

・ルーカス・ヘニング氏初来日 ミニコンサートと谷根千散策
<西野 潤一>
初来日した若手俊英のリュート奏者 ルーカス・ヘニング氏の東京下町散策とミニコンサートのレポートです。
今時の若手リュート奏者の驚愕すべき演奏能力と音楽に対する考え方が良く解る興味深い内容です。

・ベルリン楽器博物館の所蔵リュートについて
<阿矢谷 充/渡辺 広孝>
ベルリン楽器博物館所蔵の興味深いリュートオリジナル楽器について、その写真と製作家:渡辺広孝氏による解説を加えて紹介します。

・第 34 回 秋の会員コンサート報告
・新譜紹介
Paul OʼDette “Albert de Rippe: Works for lute ‘Un perfaict sonneur de Leut’”
Jakob Lindberg “Jan Antonín Losy: Note dʼoro”
Gábor Tokodi “Music for Mandora”

・ピッチニーニのリュート作品の番外弦使用状況マトリクス
<米田 考>
アーチリュートの発明者ピッチニーニのリュート作品は、すべてが14コースのアーチリュートが必要なわけではなく、それより少ないコース数のリュートで弾ける作品が多数あります。「アーチリュートは持っていないけどピッチニーニの曲を弾いてみたい」という方が、ここで掲載される番外弦使用状況マトリックスを見れば、それを見つけるのに大いに役に立つ事うけあいです。

・『ピッチニーニの序文には出てこない、もうひとつの「リュート」について』 記事訂正 <渡辺 広孝>
・理事会からのお知らせ

日本リュート協会では、秋の会員コンサートを開催いたします。

開催日:2019年11月16日(土)

開演時間:14:00(開場 13:30)

会場:近江楽堂東京オペラシティ内

入場無料
どなたでもお聞きいただけますので、お気軽にお越し下さい。

出演者とプログラム (順次更新いたします)

出演者 楽器 作曲者・曲目
宮里 安矢 ビウエラ

・Miguel de Fuenllana
- Tant que vivray

・Luis de Narváez
- Fantasia del quinto tono

山岡 明子 バロックリュート

 ・E.G.Baron
- Bouree
・J.G.Weichenberger
- Chaconne
・Anonymous
- Folies d’ Espagne

米田 考 バロックリュート

 ・Scheidler,

 - Thema de Mozart varie par Scheidler

小嶋 茂

保坂 あゆみ

ルネサンスリュート

コルネット

・John Danyel,
- Grief keep within
- Drop not mine eyes
- Have all our passions 

西島 弘

宮里 安矢

アーチリュート

リコーダー

・Dario Castello
- Sonata Prima

・Benedetto Marcello
- Sonata No.2 (Op.2) 

久野 美穂 ルネサンスリュート

・Francesco da Milano,
- Ricercar(Fantasia)
- Pourqouy allez vous seullette
- Ricercar(“La Compagna”)

松尾 英樹 テオルボ

・G. Kapsberger,
- Toccata Arpeggiata

・R. de Visée,
- Suite A-moll
Prelude, Chaconne

阿矢谷 充 ルネサンスリュート
(9コース)

・John Dowland

- Preludium, P 98
- A Fancy, P 6
- A Dream, P 75
- Farwell, P 3

会報 NO.33 発行

日本リュート協会は、会報NO.33(2019年9月号)を発行いたしました。

NewsLetter33

今号は、以下の記事が掲載されています。

▪️ピッチニーニの序文には出てこない、もうひとつの「リュート」について
<渡辺 広孝>
前号の「ピッチニーニ特集」で予告された、序文に載っていない謎の楽器「第2の試作リュート:Basslautencister(ベース・リュート・シターン)」について、リュート製作家:渡辺広孝氏が、最新の研究成果に基づき解説します。解明の鍵となる、ピッチニーニが主君:アルフォンソ2世・デステに当てたから手紙から「謎の楽器」の実態に迫っていきます。

▪️本当のリュートとテオルボを守るためにーなぜ歴史が重要なのか
ー2018 年5月、英リュートソサエティーのミーティングで行われたレクチャーからー
<マイケル・ロウ、訳:内田 俊彦>
英リュート協会会報に掲載され大変話題になった、超大御所リュート製作家:マイケル・ロウによる「現代のリュート界に対する問題提起」の完全和訳です。
訳は、イギリスでリュート製作を勉強し、マイケル・ロウ本人にも教えを受けた、リュート製作家:内田俊彦氏です。すべてのリュート関係者必読です!

▪️タブラチュアについての認知研究
<小堀 聡>
認知科学を専門とする龍谷大学・小堀聡教授による「タブラチュア譜の記譜法が楽器演奏における認知過程に及ぼす影響に関する研究」について、その成果の一部をリュートの演奏家・愛好家向けに紹介しています。
「五線譜とタブラチュア譜の記譜法の違いが記憶過程や演奏に与える影響」について、実験データを基に考察されます。

▪️産地直送ハーグ便 第4便
<上田 朝子>
オランダ ハーグ王立音楽院に留学中の上田朝子氏による現地レポート第4弾です。
決死の覚悟で向かった学部最終試験。それを無事クリアした者のみがもらえる「何年も欲しかった、超絶ダサい学校のパーカー」を手にすることはできるのか? 果たしてその結果や如何に?

▪️自己紹介

▪️新譜紹介 Vinicius Perez “The Galant Lute”
▪️添付楽譜 シャイトラー作曲「モーツァルトの主題による変奏曲」
<米田 考>
最近、Weiss以降:18 世後半からロココ時代のリュート音楽に注目が集まっています。この分野で特出した録音であるVinicius Perezの新譜を紹介し、その中で取り上げられている、”最後のリュートの名手シャイトラー”による「モーツァルトの主題による変奏曲」の楽譜を掲載しています。この記事と楽譜を書いた米田理事長は、実際にこの曲を演奏し、当協会主催の野入志津子氏によるマスタークラスをこの曲で受講しています。(次の会員コンサートでも聞けるかも?)

▪️総会報告

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