M5Stack

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8月30日に発売された日本唯一のラジオ専門誌「ラジオマニア2022」に記事を2本書きました。1つ目はM5Stackをコントローラに使用したFMステレオラジオの製作記事です。

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過去にM5Stackを使用したラジオを作って記事でも紹介した(ラジオ受信バイブル2019)のですが、受信時のS/Nに若干不満がありました。本機では、シリアル制御タイプのDSPラジオモジュールを使用し、RFノイズ対策をしていないM5Stackのような汎用のコントローラーを使用しても良好なS/Nが得られています。

またオーディオライン出力には15kHzカットオフのLPFを入れて雑音歪率の改善を行い、音質の向上を図っています。

GUIは昔のアナログチューナーのようなスケールや、マッキントッシュ風にブルーにしたシグナルメーターを具備し、ロータリーエンコーダーで選局動作を行います。ソフトウェアはArduino IDE /C++で書かれています。

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外観は以前使用して気に入ったニトリのNOSETE2・ティッシュケースを使用して、ドイツ・ブラウン社のモダンデザインを模したものにしています。

バッテリーにはダイソーで見つけた5000mAh:550円のモバイルバッテリーを使用しています。こちらにはモバイルバッテリーで一般的な低電流時のシャットダウン機能が無く、連続使用が可能になっています。またサイズも小型で、ちょうど本機のケースの後ろにぴったりと納まっています。

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ということで本機は、S/Nの良い良音質、使いやすく見やすいGUIを具備し、感度などのRF性能も良好で、日常的に気楽に使用できるFMステレオラジオになっています。ただ良いことばかりでは無く弱点もあるのでその辺りは記事で説明しています。

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以前m5stackで作った、自宅の室外、室内・環境モニターを視覚的に表示する「ニセぴちょんくん」を「本物ぴちょんくん」に改版しました。

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これはダイキンが梅田に設置した「大ぴちょんくん」をパクって作った、m5stackの画面に現在の気候状態をカラーで表示するものです。

室内、室外に設置している環境モニターは連続的にサーバーに測定データを送信していますが、それを定期的に取得して色で分かりやすく表示します。
(色の分類をダイキンの大ぴちょんくんからパクって同じにしています)

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以前はさすがに造形まで本家のぴちょんくんと同じデザインにするのはまずいということで、m5stackの描画ライブラリーで簡単に表示できる円形と直線だけ使って「ニセぴちょんくん」としていました。しかしそれをこのfacebookで紹介したら、いきなり「似てない」と突っ込まれてしまいました。_| ̄|○
当方、あまりお絵描きは得意でなく、状態だけわかれば十分と思いそのまま使用していました。

最近ずっとm5stackのプログラム作成を行っていて、jpegやpngファイルの画面描画を使っていたのですが、昨日ふと「個人使用ならオリジナルのぴちょんくんの画像を借用しても問題無いよな」と思い立ち、早速今日改版してみました。(ダイキンのエアコン使っているし)

オリジナルの画像を切り出してフォーマット変換して、サイズ調整するのが一番時間がかかりましたが、無事表示できました。
やっぱりオリジナルのぴちょんくんは良いですねヽ(^o^)丿