コーヒー器具

コーヒーミル

愛用のコーヒーミルを紹介します。
特に手動式のものを使用しています。

コーノ・コーヒーミル

コーノ コーヒーミル

コーノ コーヒーミル

ドリッパーで有名なコーノのミルです。
残念ながら現在は販売されていません。
なんと当方が高校生の時に購入した物で、もう30年以上経っています。
木製の本体には割れが出て、パテ等で埋めて修理しているのですが、心臓部の臼歯の部分やハンドル回転部分はいまだに全く問題なく快調です。
軸受け部分にベアリングが使用されており、ブレ等無く滑らかに回転します。
焙煎状態のよい豆は、非常に軽い力で気持ちよく挽くことができます。
挽きの粗さの調節はネジで行い、バネのストッパーで固定します。一度調節すればしっかり保持されるので、ザッセンハウスの方式よりこちらの方が好きです。
クラシカルなデザインも最高に気に入っています。
これはぜひコーノさんで復刻してほしいものです。

ザッセンハウス・コーヒーミル

ザッセンハウス コーヒーミル

ザッセンハウス コーヒーミル

ドイツ・ザッセンハウス社のミルです。
青と白のおしゃれなカーラーリングに惹かれて購入しました。
ザッセンハウス社は、経営状態が悪化して一時生産がストップしていたのですが、今は復活しています。このミルは復活する前の製品で、今はもうこの色の物は販売していないようです。
ザッセンハウスのミルには、いわゆる「カット刃」が使用されています。上記のコーノは「臼刃」でコーヒー豆をすり潰すのですが、カット刃は切り刻みます。
そのためコーノに比べて少々力が必要ですが、より短時間に挽くことができます。また粉の均一性も高いように感じます。
粗さ調節がネジを回すだけで行えるようになっているので、変更は容易にできるのですが、ハンドルを回転させているときに微妙にネジが動く場合があり、コーノより調整に気を使う必要があります。
やはり焙煎状態のよい豆は、非常に気持ちよく挽くことが出来るので、気分に合わせてコーノと使い分けています。