東京ふつうの喫茶店

51n1IOwHgFL._SL500_

非常に楽しみにしていた、泉麻人さんの新刊「東京ふつうの喫茶店」が発売になりました。

泉さんが自分の足で歩いて見つけた個性的な「喫茶店」をいつもながらの軽妙な語り口で紹介してくれています。

泉さんに近い世代の当方は、「巷にカフェは増えたけど、昔ながらの“喫茶店”はめっきり減ってしまった。カフェラッテやらエスプレッソマキアートやらを紙コップのフタの小穴からチューチュー吸いながら町を歩くのもたまにはいいが、中年男としてはかつて“サテン”と呼んでいたような店の方が落ち着く--」のくだりは大納得であります。

巷ではスタバ等のチェーン店系のカフェが増えており、どこの場所に行っても味や雰囲気など一定の品質が得られるメリットもありますが、旅先などでも同じチェーン店が溢れていたりするのを見ると、本当にがっかりします。

個性的な「喫茶店」の存在は、その街の魅力を司る重要な要素であると思います。
(いい街には、いい喫茶店がある)
本書に紹介されているお店は、どれも読んだら行ってみたくなるようなところばかりであります。
巻末に「定期入れに忍ばせておこう」と銘打たれた、小型マップが掲載されているのが実に心憎いです。

当方、以前から泉さんのファンで、玉電のイベントでサインももらってきました。

玉電イベントでもらった泉さんのサイン

玉電イベントでもらった泉さんのサイン


Tags: ,

Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>