ホームラジオ(6)接続編:ラジオ

ホームラジオと言いつつ、実際のところはアンプのついたスピーカボックスなわけですが、色々なラジオやオーディオプレーヤーをつないで、ホームラジオっぽい音色で楽しむのが、本機の目的になります。

まずラジオですが、手持ちの中からSONYのICF-M55を接続した例です。

SONY-ICFM55

SONYのICF-M55を接続

このICF-M55ですが、PLLシンセタイプでワンタッチ選局が可能な小型ラジオです。
安価なのですが、デザインもきちんとされていて、使い勝手も上々です。
小さいですがロッドアンテナも付けられており、受信感度も問題ありません。

本体には申し訳程度の小さなスピーカーが付いており、その音はまあ悪くはないのですが、チープなものです。それでこのイヤフォン出力を今回のホームラジオボックスにつなぐと、自分で言うのもなんですが、驚きの激変となりました。元々このイヤフォン出力にヘッドフォンをつないで聞くと中々の音がしていたので、本機につないで良い音が出てくる予感があったのですが、まさかここまでとは思いもよりませんでした。狙い通りのホームラジオサウンドを奏でています。ワイドFMにも対応しているので、TBS:90.5MHzの伊集院光「伊集院光とらじおと」がいい音で聞こえています。

もう一台、またSONYですが、わりと最近(といっても昨年2015年10月ですが)発売された、ワイドFMに対応した製品でICF-306になります。

SONY-ICF306

SONYのICF-306を接続

SONYらしいとても魅力的なデザインのラジオで、同様のデザインで3機種発売された中のもっとも大きな製品です。
スピーカーも大きめのものが入っているので、大いに期待して聞いてみたのですが、まあ悪くは無いのですがどちらかというとハイよりのややキンキンした音で、口径の割には低音はそれほど出ていませんでした。
それでこちらを繋いでみると、これまた当方の好みの落ち着いたホームラジオサウンドに大変身です。前述のICF-M55より若干ですが低音が出ているようです。
気になったハイよりのキンキンした傾向は、この箱につないだ際は聞かれないので、内臓スピーカでの音作りがそうなっているようです。
本機はチューニングがアナログなので、使い勝手はPLLシンセタイプには劣りますが、チューニングLEDが付いているのでまあ問題ないです。
右側のノブをチューニングのダイアルといつも間違えてしまうのはご愛嬌ですが。(音量調節VRになっている)
本気と組み合わせるには若干大きかったので、姉妹機のICF-P36の方が良かったかもしれません。

まあSONYは最近なにかとたたかれることが多いですが、こういったラジオのような庶民的な製品でも、きちんとデザインして良心的な値段で出してきてくれているので、当方はやっぱりSONYを応援したいところです。ラジオはSONYの原点ですからこれからも作り続けてほしいです。

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