カルロス・ゴンザレス氏 レクチャー「キトのビウエラ・音楽の遺物」

スペインのリュート製作家、カルロス・ゴンザレス氏が来日します。 カルロスはエクアドルの首都キトの教会に聖遺物として奉られている16世紀に作られたビウエラ(Vihuela Marianita)を検分し、その成果を既にヨーロッパで広く公表しています。このビウエラは世界で3台しか残されていないオリジナル楽器のひとつで、 1976年まで音楽関係者にはその存在を知られていませんでした。その後も聖遺物であるため実物を調べることは許されず、2010年にカルロス他をメンバーとするグループが初めて直接検分することができました。
今回、検分の結果の写真や実測寸法を含むレクチャーのみならず、自作のVihuela Marianitaのコピーも持参するとのこと。非常に興味深いレクチャーになると思います。

レクチャー内容(プロジェクター&スクリーン使用)

  • ゴンザレス氏が持参するキトモデルの紹介と製作プロセスの解説
  • 受講者が持参するビウエラの比較検討とゴンザレス氏からのコメント
  • 質疑応答


日時:2015年6月30日(火) 19時~21時(終了しました)
場所:アイゼナハ・ホール(ギターショップ・アンダンテ上階3F)
   〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-16 鈴木ビル
http://andante.aki.gs/

演題:キトのビウエラ・音楽の遺物
講演者:カルロス・ゴンザレス (英語での講演)
協賛:日本リュート協会
参加費:1000円
定員:25名(要予約)
ご予約はアンダンテHPよりお願いいたします。

http://andante.aki.gs/event/Vihuela_Lecture20150630.html

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